龍真咲さんのスキナトコ〜退団会見に寄せて〜
月組トップスター・龍真咲さん退団の発表から一夜明けた今日。
大阪の某ホテルにて記者会見が行われたようですね。
退団を意識したのはいつごろから?
組子にはいつ告げたの?
相手役にはいつ話したの?
今の心境は?
退団の理由は?
などなど…
いろんな疑問に対する答えが明らかになる退団会見。
龍さんの語られた言葉は、なんだかどれも龍さんらしく、誠実かつ少し飄々としていて、とても素直に心に響きました。
会見の内容はこちら。
月組トップスター・龍真咲 退団記者会見 | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ
(公式ホームページ記載の発言内容と、スポーツ紙各紙の報道とでは、やはり多少内容が異なりますが、一応、公式ホームページのURLを添付します)
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アイドル的な魅力で月組を引っ張ってこられた龍さん。
キラキラ輝くその見た目や飄々とした語り口とは裏腹に、ものすごい努力の人であったのだろうと思います。
もちろん、タカラジェンヌの皆さんに努力をしていない方はいらっしゃらないと思いますが、その中でも龍さんの舞台での立ち居振る舞いからは、自分自身に厳しく、妥協を許さないという熱い姿勢を感じました。
ファン歴が浅いため、龍さんの若手時代のことはもちろん、トップ就任当初のご様子や、明日海りおさんとのWトップ時代のことは、ほとんど知らない私です。
ただ、トップに登り詰めてからも、龍さんにとっては決して「登りつめた」とは感じられず、むしろこれからがスタート、勝負の時だと感じられたのではないかと思います。
どんな苦難にも「なにくそ!」といって立ち向える意志力の強さを龍さんからは感じます。
困難な状況においても、「どうしよう」ではなく「何しよう」と思える行動力の高さも感じられます。
純粋無垢なロミオから伝説の妖精パックまで演じ分けられる演技の振り幅や、芯のある歌声を丁寧に響かせられる音域の広さ、そのキラキラなビジュアルは、龍さんの素敵な魅力だと思いますし、私も大好きです。
それと加えて、上記のような、宝塚歌劇団の劇団員という一社会人・舞台人としての姿勢も、私は大好きです。
龍が如く、遥か高みを目指して精進し続けてこられた龍真咲さん。終わりが見えた今、その輝きは更にいやましていくことと思います。
夢の世界から下天されるその時まで、龍さんのさらなる進化を楽しみにしたいと思います。
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