だいすん の かんげきdiary

宝塚歌劇ファン歴3年目の初心者ですが、観劇の感想や思い出などを、徒然と書いていきたいと思います

月組公演 制作発表&ポスター発表〜ロルテスのロルテス感〜

昨日、東京千秋楽を迎えたばかりの月組さんですが、早くも今日、次回の大劇場公演の制作発表が行なわれました。


一ファンとしては、こうしていち早く公演概要を知ることができることは本当にありがたいのですが、タカラジェンヌの皆さんの息つく暇ないご多忙さを思うと、本当に頭が下がる思いです…。





龍真咲さんのお髭の麗しさや、愛希れいかさんのセクシーなお衣装もさることながら、私の目を一際釘付けにしたのは、珠城りょうさんの驚きのロルテスっぷりでした。


つい昨日まで、フランス人とベトナム人のハーフとして「金さえあればいい!ビバ金!」と豪語していたとは思えないほどの武骨さ。
このロルテスがクオンだったなら、たった一人で革命を成し遂げられそうな気すらする程の強者っぷりが画面の向こうから滲み出てきておりました。

実際、このロルテスという人物、劇中では故郷を追われ、日本には汚名返上のために国崩しのつもりでやってきたという役どころだそうで、なんとも過激な人物のようです。




また、とても印象に残ったのは、秀吉役を演じる美弥るりかさんさんの発言でした。

秀吉が信長の草履を懐に入れて暖めていたというエピソードを引き合いにして「大人気の龍さんなので奪い合いになると思うけれど、秀吉として一番に龍さん草履を奪いに行き、草履を毎日温めて差し出したい」と仰っておられたとのこと。
月組の組子皆が龍さんを慕っていること、そして龍さんと過ごす残り少ない日々の中で少しでも龍さんの力になりたいということを、劇中での役柄と重ねつつユーモアたっぷりにコメントできる美弥さん。機知に富んだ人というのは、美弥さんのような人のことを言うのだろうなと、ひとり驚嘆いたしました。



宝塚100周年の申し子、龍真咲さん。
龍さんの夢と愛が、お芝居とショーでそれぞれ結実して私たちの眼前に繰り広げられる日が待ち遠しいような、少し寂しいような…。

退団公演の常で、早く観たいような、その日が近づいてほしくないような心持ちですが、何とかチケットは取りたいなという思いだけは、強く持ち続けておきたいと思います。



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