だいすん の かんげきdiary

宝塚歌劇ファン歴3年目の初心者ですが、観劇の感想や思い出などを、徒然と書いていきたいと思います

宙組公演「Shakespeare」 ~宙に満ちるは、尽きせぬ胸キュン~

昨日も宙組公演「Shakespeare」の感想でしたが、今宵も懲りずに書きます。

前回の記事は、なんだか少し真面目な感想だったので、今回はより肩の力を抜いた気楽な感想を書きたいと思います。

 

題しまして、「Shakespeare~宙に満ちるは、尽きせぬ胸キュン~」。

公演に散りばめられた、数々の胸キュンポイントを列挙していきたいと思います。

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胸キュンその1:リチャード

沙央くらまさん演じるリチャード、本当にいい男なんです。

沙央くらまさん、本当に綺麗な女性なんですけどね。

リチャード、いい男なんです。

 

例えば、リチャードがAちゃんのことを好きだったとして、同時に親友のウィリアム君もAちゃんのことを好きだったとして、ある日リチャードがAちゃんに呼びだされて「これは…告白?でもそうしたらウィリアムに抜け駆けすることになる…どうしよう」と散々悩んだ挙句、Aちゃんとの待ち合わせ場所に出向くと、Aちゃんに「実は…私ウィリアム君のことが好きで…ウィリアム君の親友のリチャード君に協力してほしいの…」と相談されてしまって、内心はもう心が引き裂かれるほど痛いのにもかかわらず、笑顔で「まじで!協力するよ!」と全力で二人の恋路をサポートできる…。

 

一息でいうと、リチャードってそんな男なんです。いい男なんです。

 

沙央くらまさんって、月組公演「1789」のダントン役でも感じたのですが、三枚目的な役がすごく似合われる印象があります。ビジュアル的にはガンガンの二枚目なんですが、少し抜けたところのあるコミカルな演技がすごく自然で嫌味がないように思います。特に、今回のリチャードのように、コミカルではあるけれども決して不真面目というわけではなくって、締めるべきところはキチッと締めることのできる三枚目の演技では、そのシリアス部分の演技が本当に格好いいんです。いい男なんです。

 

観劇中は、オペラグラスで沙央さんの美貌を追いながら、「いやー、いい男」と心のなかで連呼しておりました。

余談ですが、沙央さんの「沙央」の芸名って、シェイクスピアの和名「沙翁」が由来なんですよね。今回の作品に強いゆかりのある沙央くらまさんのリチャード、胸キュンでございます。

 

胸きゅんその2:「いやだ!」(by.シェイクスピア

朝夏まなとさんの「いやだ!」が聞けるのは宙組公演「Shakespeare」だけです。

 

これはお芝居全編を通して言えることなのですが、脚本・演出の生田先生が選びぬかれた言葉で綴られた台詞、その一つ一つがとても効果的に配置されていて、まさに適材適所なんです。

この「いやだ!」の台詞も、たった一言なんですが、「そんなのいやだ!」とか「俺はいやだ!」とかだと、そこまで印象に残らなかったと思います。

「劇作家になりたい」という夢を持って自立への道を歩み始めている18歳の青年に残る若干の子どもっぽさが、すごく的確に表現されていますし、そして何より、一番大事なのは、この台詞を言っているのが朝夏まなとさんである、という事実です。

 

「チャラ男で有名な朝夏さんが、こんな可愛らしい台詞を…」と、多くのファンの皆さんは胸をキュンキュンさせられたのではないでしょうか。

ツンデレ」とはまた一味違いますが、ひとつのギャップ萌えを感じますよね。強引にいうなら、チャラいのに可愛い……「チャラカワ」……?………すみません、なんでもないです。

 

胸キュンその3:ヒゲのジョージ・ケアリー

もうこれは周知の事実のようなものだと思っているのですが、ヒゲの真風涼帆さんです。危険なヒゲです。

ポスター画像にも載っている言わずもがなな格好良さですが、あのヒゲのある真風さんが舞台上で動いたり喋ったり踊ったり、銀橋であんなことしたりこんなことしたら、オペラ越しでも心臓が持ちませんでした。

もう真風涼帆さんがかっこいいのか、ヒゲがかっこいいのか分からなくなってしまうぐらいの格好良さなんですが、恐らく絶対に真風さんが格好いいんでしょうね。

 

今回のお芝居の中で、真風さんの台詞でとても印象的なものがあります。

ネタバレは避けたいと思いますが、「台詞はそれが使われる文脈によって全く違う印象で捉えることができるんだ」と強く感じられるシーンがいくつかあり、言葉の面白さと生田先生の言葉の魔術師っぷりに感動を覚えました。

 

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以上、私の胸キュンポイントを3つほど挙げさせていただきました。

人の数ほど胸キュンは存在すると思います。また皆さんの胸キュンをお聞かせ願えましたら嬉しいです。

 

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