星組クロニクル〜黒豹アンドドールズ〜
今年も残すところあと5日となりました。
クリスマスが終わって、街も一転、お正月ムード満載になってきましたね。
タカラヅカ・スカイステージにおいても、年末ムード満載で、昨日からは今年一年の各組を振り返る『宝塚クロニクル』が放送されはじめました。
これに乗じて、私も『だいすんクロニクル』的に今年一年の観劇を振り返ってみようと思います。
昨日は『宝塚クロニクル〜星組編』が放送されていましたので、私もまずは星組公演から振り返ります。
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黒豹の如く/Dear Diamond !!
6年の長きにわたり星組を牽引してきた柚希礼音さん・夢咲ねねさんのトップコンビのサヨナラ公演。
チケットがほとんど取れず、先行先着発売日の朝10時、必死の形相でパソコンと向き合っていたことが、懐かしく思い出されます。
お芝居は、柴田先生演出。全体的に落ち着いたシックな雰囲気に溢れるお芝居で、柚希礼音さんの男役としての色気を存分に堪能することができました。
ラストシーンでは、スペインを去るアントニオと、宝塚を去る柚希さんとが重なって見え、特にアントニオに向かって皆が敬礼する場面では、思わず客席から自分も敬礼したくなってしまいました。
5月10日は、東京公演の千秋楽中継を映画館で大号泣しながら観ていたのですが、ラストシーンでは、組子の皆さんの中に、一瞬役を離れた素の表情を見せておられる方もいらっしゃって、その姿を見て更に涙を溢れさせておりました。(ちなみに、昨日の宝塚クロニクルでも東京の千秋楽映像のラストシーンを観てまた泣きました(笑))
ショーの方は、Dear Diamond というタイトルの通り、柚希礼音さんに捧げるレビューでした。
柚希さんの2階席への客席降りや、「たからづか」の歌など、劇場に来ているお客さん一人ひとりを大切に、一人でも多くの人に宝塚を知ってもらえることを願ってやまなかった柚希さんのメッセージの詰まったショーだっと思います。
ガイズアンドドールズ
北翔海莉さん率いる新生星組のお披露目公演。
北翔海莉さん・妃海風さんのトップコンビの公演は、実は全国ツアー『大海賊/Amour それは…』が地元に来ていたので一度観ていたのですが、やはり大劇場でのお披露目公演を観た時の感動はひとしおでした。
これまでの北翔海莉さんの歩みをずっと存じ上げている訳ではなかったのに、大羽根を背負って大階段を悠然と降りてこられる北翔さんのお姿を観た途端、ジーンと感動したことを覚えています。
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柚希礼音さんから北翔海莉さんへと受け継がれた星組のバトン。
来年はディズニーとのコラボや日本物の公演を控える星組。
2016年も、星組の新たな魅力をたっぷり堪能できる一年になりそうですね。