だいすん の かんげきdiary

宝塚歌劇ファン歴3年目の初心者ですが、観劇の感想や思い出などを、徒然と書いていきたいと思います

宙組、オーシャンズやるってよ ~宙組公演ラインアップ発表~

みなさま、ご機嫌いかがでしょうか。だいすんでございます。

 

友の会がまったく友達になってくれず、今年最後の雪組公演のチケットをなんとしても先行先着でゲットせねばならなくなった今日、2019年4~7月宙組公演のラインアップが発表されました。

2019年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】<2019年4月~7月・宙組『オーシャンズ11』> | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

オーシャンズ11』でございます。小池修一郎先生でございます。

最近、映画『オーシャンズ8』が公開され、かっちょいい女性がブイブイ言わせていたことも記憶に新しいですが、そこは宝塚。王道の『オーシャンズ11』で、11人で攻めてきます。

 

宝塚で『オーシャンズ11』が上演されるのはこれでもう3度目になるんですね。初演は2011年に星組柚希礼音さん、夢咲ねねさんの主演)、再演は2013年に花組蘭寿とむさん、蘭乃はなさんの主演)でした。

柚希さんも蘭寿さんも、骨太の「THE・男役」のイメージが強いトップさんでしたが、真風涼帆さんも骨太系トップですので、魅力的なダニー・オーシャンを演じてくれそうです。大らかで優しげなお顔立ちの真風さんですが、『メランコリック・ジゴロ』のスタンや『神々の土地』のフェリックスなど、少しスカした感じの役や明朗な印象の役もギャップにピタッとはまってしっくりとくるので、どんなダニーを演じられるのか、今から楽しみです。

真風さんは初演の星組公演にも出演しておられ、そのときは本公演ではライナスという弱気な青年を、そして新人公演では主役のダニーを演じておられました。新公で主演した役をトップスターとして再び演じるなんて、なんとも青春な感じで、グッときます。

 

同じ役を再び演じるで言えば、2番手の芹香斗亜さんも同様です。

何なら芹香さんはこれまで上演されたすべての『オーシャンズ11』に出ています。もはや『ヅカトーーク!』という番組があったら"オーシャンズ11ジェンヌ”として出ていただきたいくらい出演しておられます。芹香のいるところオーシャンズあり、です。

星組では新人公演で2番手役のラスティーを、花組では本公演で真風さんが以前しておられたライナスを演じ、新人公演で主役のダニーを演じておられます。

星組の新人公演では真風さんとタッグを組み、花組に組み替えして離れ離れになった後には、本公演・新人公演ともにかつて真風さんが挑んでいたのと同じ役にのぞみ、そして今、トップと2番手として宙組で再会したふたりは、かつて新人公演で共演した役に本役として再会する・・・。

もうドラマティック以外の何者でもないですね。舞台裏のあらすじがすでにアカデミー賞レベルのドラマティックさです。

 

再演ものは比較対象があるので難しいとよく言われますが、お二人にとっては過去の自分たちも(新人公演とはいえ)比較の対象に含まれます。およそ6~8年の時を経て改めて向き合うことになる『オーシャンズ11』。どんな作品になるか、ほんと楽しみです。

 

お二人以外にも、主人公ダニーの妻、テス・オーシャンを演じる星風まどかさん。

テスは結婚も離婚も経験した大人の女性という印象の役です。お披露目公演の『天は赤い河のほとり』のユーリは星風さんに等身大の役で、はつらつとした演技が素晴らしかったですが、今回は大人の女性の色香や雰囲気をどう醸し出してこられるのか、楽しみにしたいと思います。

 

まだ配役は分かりませんが、敵役のテリー・ベネディクトは、愛月ひかるさんでしょうか…?『神々の土地』以来、大劇場公演では何だか黒っぽい衣装が多い印象の愛月さんですが、ラスプーチンばりの狂った演技を、またテリーという役で見られれば嬉しいです。

 

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